天神様
平安時代に活躍した文学者、菅原道真公。道真は大変賢く、小さい頃からよく勉強したため、その才能を認められて、破格の昇進をした人です。そのため、当時の人々は、道真の才能やたくましさを、天神(雨や雷を伴う強い神)と称するようになりました。道真にあやかろうとする風習が生まれ、現在では学問の神として、道真すなわち天神様を飾り、子供が学問ができるよう、字が上手になるようにと願います。
静岡の雛人形のルーツは天神信仰に基づく「天神雛」です。県内では桃の節句と同じ3月3日や1カ月遅れ(旧暦)の4月3日に両方の雛を飾り、女の子も男の子も一緒に節句祝いするところがあります。
破魔弓
![]() |
弓には、魔を退ける力があると信じられていました。魔を破る弓、すなわち、破魔弓といわれるようになり、男児が逞しく育つように、出世するようにとの願いを込めて飾ります。 |
お正月の・破魔弓とは?
赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月を初正月といいます。その際に赤ちゃんの祖父母や親せき、両親の兄弟、仲人、友人などが、女の子には羽子板を、男の子には破魔弓を贈ってお祝いする習慣が古くからあります。ともに古来からの行事であった正月の年占いや厄落としがその始まりです。男の子が弓と矢で的を射てその年の占いをしたのが破魔弓の起源であるといわれています。
